こんばんは、Makiです。
先日、友達にこんな展覧会に誘ってもらいました。
「THERE WILL BE NO MIRACLES HERE」
これは、大阪・心斎橋パルコで開催されている、写真家・薮田修身(やぶた おさみ)さんという方が撮影したMr.children(以下、ミスチル)の写真で構成されるインスタレーション作品が展示されているイベントでした。
写真家 薮田修身が撮影したMr.Childrenの写真で構成するインスタレーション「THERE WILL BE NO MIRACLES HERE」
2019年7月からロックダウン直前の2020年3月まで、London、LAで写真家 薮田修身が捉えたMr.Childrenのレコーディングドキュメンタリー。
自分だけのSOUNDTRACKSを持ち寄り、感情に音を重ねるインスタレーションを体験できます。
PARCO ART: THERE WILL BE NO MIRACLES HERE より引用
インスタレーションというアート
なかなか聞きなれない言葉「インスタレーション」とはどんな意味があるのだろうと調べてみると、「作品やアートが設置された空間そのもの」のこと指すそうです。
椅子ただ置いてあるだけの美術館や、以前紹介した天王寺ミオのトイレなんかもそうかもしれません。
▶おすすめトイレ|大阪・天王寺MIOトイレはまるでアートの世界
写真のスライドショーと音楽
このイベントでは、自分の好きなミスチルの歌を聴きながらインスタレーションを楽しむことができました。
四角い会場で、正面とサイド3面に写真が写し出され、レコーディング風景を鑑賞するのと同時に、音楽を聴きながら写真を楽しめるのです。
自分の好きな曲のみを集めたプレイリストを事前に準備している人が多かったかもしれませんがみんな座り込んでそれぞれが自分の世界に入っているようでした。
わたしと友達は音楽を用意していなかったので、そういう方は会場からCDプレイヤーを借りることができたので良かったです。
流れる音楽と写真から感じ取れたこと
写真と音楽がひたすら流れるだけの時間が30分すぎるころ、この展覧会ってなんだろう?と理由を何か探そうとしている自分がいました。
というのも、ミスチルは好きだけどそこまで詳しくもなく熱狂的なファンからすれば無知に近いようなわたし達。
そして音楽再生が2周目するころに、なにかこの展覧会の良さを自分なりに考えてみました。
CDプレイヤーに録音されていたのがレコーディングされた曲だと思いますが
ギターやドラムなどの楽器の音が繊細に聞こえるし、そのレコーディング風景が動画のように見えてきました。
もちろんロンドンやLAでレコーディングしているせいもあるけれど、声や楽器の「音」を感じるようになりました。
いろんな角度から楽しめる
このインスタレーションは、見る人、見る位置、聞く音楽などによって全く違う印象を受けるなと思いました。
いろんな角度から物事を見れるのと同じように、無音で写真だけの空間もいろんな見方があります。
そう考えると、人の意見もバラバラでそれがまた面白いし、世界が広がるなと思いました。
さいごに
今回、この展覧会に行ってみて、実際には写真しかなく音もない空間をどう楽しもうかと迷いましたが、後半は自分なりに楽しみを見つけ結果的によかったなと思います。
なにか価値を見つけようとしたからこそ、小さなことにも気づけました。
どんな出来事に対しても、楽しむ、知ることを忘れずにいたいなと思いました。
Make you happy.
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