こんばんは、Makiです♪
カルピスが100周年を迎えることをご存知でしょうか。
「そんな100年前からカルピスは存在するの!?」
そう、驚きを隠せない方も多いことでしょう。
100周年を記念して、居酒屋などでもコラボ企画をされていて
カルピスの存在がますます強まっていく中、カルピスがなぜ100年も存在し続けているのか?その真相に迫っていきたいと思います。
カルピスの誕生!生みの親「三島海雲」とは?
カルピスが発売されたのは1919年7月7日で今年で100周年です。
創業者である三島雲海(みしまかいうん)がカルピスの開発販売に携わりました。
三島海雲は大阪の生まれ、仏教大学を卒業し曽呂として活動していました。
日本から離れ中国で英語の教師として働いていましたが、内モンゴルに移りそこでカルピスの誕生きっかけとなる「乳酸」に出会います。
内モンゴルで「乳酸」に出会ったことから、乳酸飲料を商品化、事業としてスタートしていくのですがそこから100年という歴史を創り上げ、経営マインドが継承されている理由を考えてみました。
「日本のため、人のため」ビジョンが大きいからこそ成し遂げられる!
三島海雲は常に『国利民福』を大事にしていたようです。
『国利民福』-国家の利益となり、人々の幸福につながる事業を成すこと
自分だけの利益ばかりを追うのではなく、日本に対しても利益が生まれるように、そして国民が健康で幸せであるように。そういうビジョンが人を惹きつけるし付いていきたいと感じるのだと思います。
そういう意識が社員全員に伝わると、仕事をしていても「今の仕事が日本のため、日本みんなのため」に繋がるので自信と誇りをもって取り組めますね。
ひとつに集中!
ひとつのブランドをしっかり育て上げるこだわり!
三島海雲は、カルピスという商品を確立することで企業としてのブランド力へとつなげることになります。
カルピスが発売されてから、時代の流れも変わり売上も低迷していた時期がありました。ですが、どうやったら低迷から抜け出せるのか?より良いものを提供できるのか?「カルピス」商品がもつ4つの価値(おいしい、滋養になる、安心感、経済的)を大事にしてきたからこその成功があると言われいています。
なにか新しい違うものを開発・販売すればいいという考えもありますが、三島海雲は「一品主義」のマインドがあり、ひとつに集中ししっかり育て上げるこだわり、愛情が感じられますね。
経営マインドを受け継いでいく
三島海雲の経営マインドがカルピスを大成功へ導くのですが、100周年になるには、そのマインドをしっかり受け継ぐ経営陣や社員さんがいることが大きな結果の原因のひとつだと思います。
どれだけ良いものがあっても、大事なことが受け継がれなければ、繁栄し続けることは難しいと思います。
創業者の考えを大事にし、その考え(ビジョン)が継承されているからこそ長く繁栄していく商品や企業となると思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
カルピス100周年という背景から原因を考えていきました。
・ビジョン
大きなビジョンがあるからこそ、大きなことを成し遂げられる
・こだわり
「カルピス」という商品にこだわり、育て上げブランドの価値をつけてきた。
・継承
創業者の経営マインドが次世代へとしっかり受け継がれるからこそ、繁栄し続ける。
企業としても成長していますが、やっぱり初めはひとりの人間がはじめたことがきっかけでした。
それが大きい成果や結果を残す、繁栄していく理由を知っていくと、自分自身の仕事や人生にとってもとても参考になることばかりだと思います。
カルピスを飲みながら、企業の背景を学び、そして自分の人生についても考えてみる時間をつくってみるのもいいかもしれません。
Make you happy.
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