こんばんは。
Makiです♪
前回は、コーヒーの起源について簡単に書かせていただきました。
日本でもコーヒーショップや喫茶店は当たり前にありますが
いつ日本に、コーヒーというものが広まったのでしょう。
日本にコーヒーが伝わった歴史を勉強していきましょう♪
日本のコーヒー文化は、江戸幕府にあり
コーヒーが日本に伝わったのは、1641年江戸幕府の時代とされています。
今から約380年前!
コーヒーの起源は15世紀あたり、、それからすると大分先に日本には伝わっていたのですね。
ただ、当時は鎖国政策をとっており、長崎出島でしか交易がおこなわれていませんでした。
出島に商館を構えているオランダ人がコーヒーを嗜んでいて、そこに出入りできる人のみが、コーヒーを口にすることができたのです。
外交や仕事ができる地位の高い人たちが、最初にコーヒーの存在を知ることができましたが
嗜好品というよりお薬と考えられていました。
当時は、「焦げ臭い、まずい」ものだったようです。
(良薬は口に苦し、なのでしょうか(笑))
日本に広まったのは1807年以降。
ロシア軍が樺太へ南下するという噂が広まり、兵士が北海道へ出兵されました。
結果的にロシア軍は南下しませんでしたが、出兵した兵が次々と病気になりました。
原因は、ビタミン不足でした。
そこでコーヒーが効果的であるということで兵士に飲ませたという記録があります。
そして、長崎出島にオランダからシーボルトが来た際に、コーヒー文化がない日本に対し、「コーヒーは健康、長寿にいい」と広めていったとされています。
健康、長寿という言葉はその時代、とても大事だったのでしょう。
日本初の喫茶店「可否茶館」
1888年に東京上野にオープンした「可否茶館」が日本の喫茶店代表を言えます。
外務省を引退した鄭永慶(ていえいけい)という人がトランプやビリヤード、海外の新聞や本を置くなど交流の場として喫茶店を営んでいたようです。
1911年、3大カフェがオープン
1911年、3つのカフェが次々とオープンしました。
・カフェー・プランタン
日本初のカフェ、会員制度をとっていました。
会員には、北原白秋、森鴎外、黒田清輝など小説家や劇作家ばかりです。
知識階級向けのサロンのような役割を果たしていました。
・カフェー・パウリスタ
引用:http://www.paulista.co.jp/sp/shop.html
ブラジル移民を日本で初めて手掛けた水野龍氏が、見返りに3年間で1000俵を無償提供を受けたのをきっかけに、大隈重信と協力し設立、開業しました。
一般の学生や社会人が気軽に出入りできるとして人気でブラジルコーヒーも広まっていきました。
・カフェー・ライオン
引用:https://www.google.co.jp/amp/s/toyokeizai.net/articles/amp/227124
洋食や洋酒をメインとしたカフェですが、大きく違うのが女性がはじめてウェイトレス(給仕サービス)をするという点でした。
和装にエプロンを付け、お客様とお話をする、今でいうメイド喫茶のようなスタイルがこの時代から存在していたのです!
まとめ
いかかでしたか。
日本におけるコーヒー文化を簡単にご紹介させていただきました。
昔の人が外交や交流をもつからこそ、新しい文化が取り入れられるんですね。
コーヒーの歴史を知ることができたので、いつもよりおいしくいただけそうです。
Make you Happy.
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